
台風が過ぎたと思えば、猛暑です、汗
さてこの猛暑での楽器の取り扱いについて、今日は少しお話ししたいと思います。
とにかく細かいパーツが微細に調整されてくっついている木管楽器。
その中で、各キーの裏についている茶色(フルートは白かったり)のパーツの名前「タンポ」といいます。
管体の穴を効率よく塞ぐための素材
クッションを皮でくるんでいるパーツです。
このタンポをキーにくっつけているのは
「シェラック(セラックとかラックとも呼ばれているようです)」という、特殊な接着剤。
こちら、熱で溶ける素材となっておりまして
故に微調整しやすいという非常に繊細な楽器に適した接着剤のようなのですが
そうです、熱で溶けちゃうのです。
例えば今どきの駐車した車内に楽器を置き去りにするとか、
直射日光に長時間さらす、とか
そんなことでセラックは溶けて
そしてタンポの調整が狂っちゃうのですね。
タンポのついてる位置が微妙に変わると
穴がきちんと塞がらなくなったりして
もう途端に音が出なくなる、、、それが木管楽器
繊細なんですね
ということで
人間も楽器も、
暑すぎる環境には要注意!でございます
どうぞこの猛暑にお気をつけてお過ごしくださいね!
さてこの猛暑での楽器の取り扱いについて、今日は少しお話ししたいと思います。
とにかく細かいパーツが微細に調整されてくっついている木管楽器。
その中で、各キーの裏についている茶色(フルートは白かったり)のパーツの名前「タンポ」といいます。
管体の穴を効率よく塞ぐための素材
クッションを皮でくるんでいるパーツです。
このタンポをキーにくっつけているのは
「シェラック(セラックとかラックとも呼ばれているようです)」という、特殊な接着剤。
こちら、熱で溶ける素材となっておりまして
故に微調整しやすいという非常に繊細な楽器に適した接着剤のようなのですが
そうです、熱で溶けちゃうのです。
例えば今どきの駐車した車内に楽器を置き去りにするとか、
直射日光に長時間さらす、とか
そんなことでセラックは溶けて
そしてタンポの調整が狂っちゃうのですね。
タンポのついてる位置が微妙に変わると
穴がきちんと塞がらなくなったりして
もう途端に音が出なくなる、、、それが木管楽器
繊細なんですね
ということで
人間も楽器も、
暑すぎる環境には要注意!でございます
どうぞこの猛暑にお気をつけてお過ごしくださいね!